双極性障害に悩むなら病院へGO!|医師と一緒に治療方法を考えよう

女性

精神科の受診が望ましい

女性

躁状態の時こそ問題

双極性障害で病院を受診する場合には、精神科を選ぶのがよいでしょう。適応障害や摂食障害、また軽度のうつ病などは心療内科でも治療ができます。しかし双極性障害になると、特に躁状態のときの症状にはかなり激しいものがあるため、そういった患者への対応に慣れた精神科へ行くことが望ましいのです。双極性障害の患者は躁状態のとき、気分が非常に高揚した状態にあり、全能感を感じていることも多いので、病院の受診に抵抗することが少なくありません。患者の方からすれば、自分を病院へ連れて行こうとする家族の方がおかしいと感じられるものなのです。双極性障害で入院が必要になるのは、うつ状態にある患者よりも躁状態にある患者の方が多くなっています。このため、幸いにして患者が病院へ行くことに同意している場合には、できれば入院可能な病院を初診時から受診するのがベストであるといえます。双極性障害の患者の家族は、精神科というと響きが深刻なので患者本人が反対しそうだと考え、耳ざわりのよい心療内科クリニックなどを受診させようとすることもあります。しかし心療内科クリニックでは双極性障害患者の入院治療まではできないことがほとんどです。その上、患者と心療内科の医師との間で信頼関係ができていた場合、入院が必要だからとそこから精神科の病院へ移ると、患者は自分が元の病院の医師から見捨てられたのではないかと考えてしまうことがあります。このような理由から、双極性障害の患者には精神科を受診することが最適であるといえます。

1型と2型との相違点

双極性障害で病院を受診すると、双極1型と双極2型のどちらであるかが診断によってわかります。双極性障害にはこの二つのタイプがあり、躁状態のときの症状の重さによって分類されています。病院によっては、気分循環性障害という病気も双極性障害に含めて扱うところもあります。別の病院では、双極性の症状であっても躁状態・うつ状態の程度がともに軽いものを気分循環性障害と呼んでいます。双極1型と双極2型とでは、双極1型の方が本格的な躁状態を伴うもので症状が重いとされています。これに対して双極2型の場合は軽躁状態といい、うつ状態に関しては1型と大差ありませんが躁状態は1型ほどひどくはありません。したがって入院するほどでもない場合もあります。ただし双極2型から双極1型へと進行する場合もあるので、病院で適切な治療を受けることはやはり大事です。双極性障害の治療に際して病院で処方される薬には、複数の種類があります。まず、躁状態に対して効果を持つリチウムなどの気分安定薬や、抗精神病薬です。この場合の抗精神病薬は、非定型精神病薬というタイプの薬です。気分安定薬の中には予防効果のすぐれたものもあり、いったん治まった症状の再発を予防するために病院が処方します。というのも双極性障害は再発しやすい病気だからです。気分安定薬としてもっともよく使われるリチウムには、めまいや嘔吐、倦怠感、手の震え、胃腸障害や意識障害などの副作用の例が報告されています。このため、患者の容態をこまやかにチェックしながら、注意深く投与することが必要とされています。

Copyright© 2016 双極性障害に悩むなら病院へGO!|医師と一緒に治療方法を考えようAll Rights Reserved.